うわ、気持ち悪い、目が覚めて、勝手に、小学生のときの、ふつうの、遠足の記憶が、思い浮かんで、そしたら、ワンシーンで、ピタリと止まった。そのシーンの、中央から、まるで、蛆が、待ってたよ、とでも言うみたいに、ドバァ ゾワァ って、広がってゆくように、ぜんぶの「死」、「殺す」ということ、「殺される」ということが、一気にあふれ出てきた。こわくなった。テレビをみたかったから、起きなきゃいけなかったのに、久々の、嘔吐感に襲われて、起きられない。殺されるのかもしれない。また無視されている。ひたすらに無意味、非生産的な時間。寝ると、すぐに時間がすぎる。なので、また寝ることにした。テレビは、べつに、みない。気持ちが悪くて吐きそう。